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SwitchBot / 小型ロボット掃除機 / 2026-07-12

K11+ と K11+ Pro は、何が違うのか

2026年7月1日に予約が始まった「K11+ Pro」。公式資料を一次情報として突き合わせた結果、 2機の違いは実質1点しかない

結論。K11+ Pro の進化は 最大吸引力が 6,000Pa → 12,000Pa へ2倍 になったこと。 サイズ・静音性・センサー構成・水拭き方式・ステーション・Matter対応はすべて据え置きで、 実質「吸引力だけを強化した同型機」。定価は両者とも 59,800円だが、 実売では K11+ が約1万円安い

唯一の性能差 — 吸引力2倍

最大吸引力(マックスモード時)。本体サイズは 24.8cm × 9.2cm で両機まったく同じ。

K11+ 2025年モデル
6,000Pa
K11+ Pro 2026年モデル
12,000Pa

公式は「空気の流れを見直した新設計の吸引構造」により、吸引力を倍にしながら 静音モードの運転音 約45dB は維持したとしている。小型機のままパワーだけ足した、というのが Pro の趣旨。

変わったもの / 変わらないもの

変わった(4点だけ)

K11+ → K11+ Pro

  • 最大吸引力6,000Pa12,000Pa
  • バッテリー3,200mAh3,500mAh 標準モード 約120分 / 充電 約5時間
  • デザイン・カラーホワイト / ブラックアイボリー+木目調ステーション ブラックは後日案内
  • 実売価格約37,800円〜49,800円 定価はどちらも 59,800円

変わらない(そのまま)

スペック表がほぼ一致する部分

  • 本体サイズ 248 × 248 × 92mm / 約2.3kg 世界最小級の据え置き
  • 静音モード 約45dB K11+ の最大の武器はそのまま
  • LDS LiDAR + PSD 近距離センサー ナビ・障害物検知の構成は同一
  • 水拭きは市販の使い捨てシート方式 モップ自動洗浄なし
  • 自動ゴミ収集ステーション(4L紙パック・約90日) 設置面積 A4以下
  • ゴム製メインブラシ + 2本サイドブラシ 毛が絡みにくい設計
  • Matter 対応 / Siri・Alexa・Google スマートホーム連携も同じ

注意: 「AIカメラ新搭載」というネット情報は裏が取れない

いくつかのレビューブログが「K11+ Pro は AIカメラによる障害物検知を新搭載」と書いているが、 SwitchBot 公式のプレスリリース本文にも公式製品ページにも、AIカメラの記述は一切ない。 公式が挙げているのは「LDS LiDAR で間取りを把握し、PSD 近距離センサーで距離を検知」——これは K11+ とまったく同じ構成。

K11+ は海外レビューでも「ケーブル・靴・おもちゃなどの物体は認識しないので、片付けずに走らせると絡まる」と 指摘されてきた弱点がある。Pro でここが改善したという一次情報は現時点で存在しない。 カメラによる障害物回避を期待して Pro を選ぶのは避けたほうがいい(実機レビューが出れば再確認の余地あり)。

該当ブログはスペック表の数値も互いに食い違っており、AI 生成コンテンツの可能性が高い。

「コードを避けてほしい」なら SwitchBot のどれを買うか

K11 系(K10+ も含む)はレーザーで壁と家具の形を見ているだけで、床に落ちている物体を種類として認識しない。 一方 SwitchBot にも、AIカメラで物体を見分けて避けるモデルはすでに存在する。ただしどれも本体が一回り大きく、 K11 の「超小型・45dB」とは引き換えになる。

機種障害物回避吸引力本体サイズ / 静音価格
K11+ / K11+ Pro LDS LiDAR + PSD のみ
物体は認識しない。コード・靴は要片付け
6,000 / 12,000Pa 248×248×92mm
約45dB
37,800 / 49,800円
S20本命 AIカメラ障害物回避
電源コード・スリッパ・体重計など100種類以上を認識。暗所ではライト自動点灯
10,000Pa 365×365×115mm
約55dB
実売 約50,000円
定価 91,800円
S10 AIカメラ障害物回避
S20 の前世代。自動給水・排水まで対応
6,500Pa S20 と同クラス
119,820円
K20+ Pro dToF LiDAR + 3レーダー + AI障害物回避
物を運ぶ多機能ロボット。掃除機としては吸引力が控えめ
4,000Pa 小型クラス
99,800円

実質的な答えは S20。「電源コードやスリッパを認識して避ける」と公式が明言しているうえ、実売は約5万円で K11+ Pro(49,800円)とほぼ同額。吸引力も10,000Pa あり、モップは自動洗浄+熱風乾燥まで付く。 引き換えに本体は 36.5cm 角・厚さ11.5cm と大きく重く(5.5kg)、運転音も約55dB。 「小さくて静かなこと」自体が K11 を選ぶ理由なら、この乗り換えは成立しない——そこがこの選択の本質的なトレードオフになる。

価格と入手性

項目K11+K11+ Pro
定価(税込)59,800円59,800円
いま買える価格37,800円30%オフ実績 49,800円発売記念
入手性即納。セール常連で値動きも読める 2026年8月3日より順次発送。ブラックは時期未定
特典7/25までの購入で交換用抗菌紙パック4枚

差額はおよそ 1.0〜1.2万円。この1万円を「吸引力2倍」に払う価値があるかが、そのまま選択の分かれ目になる。

どちらを買うべきか

当てはまるものにチェックすると、判断が出ます。

まずはチェックしてみてください

床材とペットの有無で答えが変わります。それ以外の要素(サイズ・静音・機能)では差がつきません。

ひとことでまとめると

カーペット・ペット毛と戦うなら Pro。吸引力2倍は小型機にとって数少ない弱点の直接的な補強で、しかも静音性を犠牲にしていない。
フローリング中心で、静かさと小ささが目当てなら K11+ を安く買うのが賢い。 Pro を選んでも、片付けの手間(物体認識なし)・モップ自動洗浄なし・ゴミ収集のみのステーションという性格は何も変わらない。 そこを求めるなら、そもそも K11 系ではなく上位シリーズ(S20 など)を見るべき、という話になる。

出典